プロフィール(プロフィールはこちら)で紹介したアクティブシニアの父に、現在趣味としてる「グラウンドゴルフ」について取材しました。
目次
父の趣味
振り返ると、昔から父は結構、多趣味だったのかなと思います。油絵・釣り・写真など……私が子供の頃、父の油絵セットや釣用具を見つけて、なんだこりゃ~と、こっそりいじって遊んでいた記憶があります。
油絵は、以前、実家の玄関に花の絵が額に入れて飾られていました。家を建て直してからはどうしたかな。
釣りは、当時の職場の同僚たちと行っていたようで、2歳上の私の姉は小学生の頃よく連れられて行っていました。(私は出不精だったので母とお留守番。)
写真は、一眼レフのキャノンのカメラで、出かければいつも写真を撮ってくれていました。(私が高校生の時に写真部に入部しそのカメラを使わせてもらいました。)今ではカメラをスマホに変えて、散歩途中の虫や花の写真を撮ってまとめていますね。
スポーツはというと、卓球かな。地域のサークルに入って活動していた時もありましたね。家にも卓球台を購入、狭い駐車場に卓球台を広げ、家族卓球をしていたんですよ~。
父の趣味歴は聞けばほかにも出てくるかもしれませんが、今回は現在進行中の「グラウンドゴルフ」を紹介します。
グラウンドゴルフ
グラウンドゴルフは、1982年に当時の文部省の生涯スポーツ推進事業の一環として誕生。(出生地:鳥取県泊村)ゴルフのようにボールをクラブで打ち、ホールポストへホールインするまでの打数を競うスポーツです。
- 場所を選ばない(運動場・公園・庭など)
- 準備は簡単(スタートマットとホールポストを置くだけ)
- ルールも簡単(合計打数が少ない方が勝ち)
- 時間制限ナシ
- 人数制限ナシ
- 審判員は自分自身(判定困難は同伴プレーヤーの同意)
- 高度な技術は必要なし(老若男女・車椅子の方もOK)
いつでも・どこでも・だれでも気軽に楽しめるスポーツですね。
- 健康・体力づくり
- 集中力の向上
- 人との交流・親睦を深める
- 協調性の向上
心身ともに良いことだらけですね。デメリット(短所)はないようです。
準備するもの
クラブ、ボール、マーカー、スタートマット、ホールポスト
クラブ
個人で用意するのが一般的です。自分に合ったもの(長さ・重さなど)を購入します。また、デザインも豊富なので、自分の好みの色など選ぶのもワクワクしそうですね。グラウンドゴルフ用具を取り扱っているスポーツ用品店で実際に手に取って選べるとよいですね。
シャフト(柄の部分)の形状もストレートとツインカーブ(衝撃緩和と見やすさを考えて曲げてある)があります。
シャフトの素材は、木製(「タモ材」や「カエデ材」など強固で耐久性があるもの)や「カエデ材+カーボン(炭素繊維強化プラスチック→軽くて強い)」など様々です。
ヘッド(ボールを打つ部分がフェイス、底面を保護し重量バランスを調整する部分がソール)の素材は、「カエデ+カーボン+真鍮」や、「カエデ+ポリウレタン+ステンレス」など、やはり様々です。
グリップ(握る部分)の素材は、ポリウレタン製や合皮製などがあります。消耗品のため、ささくれたりしたら交換できます。
重さはその素材によって変わってきますが、約550g~約610gで、長さは80~90㎝があり、おおよそ身長の半分の長さが目安でしょうか。
お値段は、5,000円前後~18,000円です。※グラウンドゴルフ協会の規定により「18,000円+税」以上の価格のクラブは製造販売できないそうです。良心的なルールですね。
普通のゴルフは数種類のクラブを使い分けてプレーしますが、グラウンドゴルフは1本のクラブだけでプレーします。
右打ち・左打ち用はもちろん、車椅子用やジュニア用や幼児用クラブもあります。
俺のクラブは、シャフトがワイン色の84㎝。ヘッドはカエデ材で、フェイスにカーボン、ソールに真鍮が使われているんだ。
ボール
ボールも個人で購入。1個でプレーすることが原則です。
ボールにも色々なカラーがありますが、構造的にもいろいろあるようです。素材の違いや、中に空洞があるものなど、重さ・硬さ・弾み具合・転がり具合が様々なので、自分好みのボールを見つけるのもグラウンドゴルフの醍醐味のようですよ。
他のプレーヤーとボールが同じだった時は、名前を書くそうです。
お値段は、ほとんどが1,000円前後。これまたグラウンドゴルフ協会の規定で、「1,200円+税」以上の製品の製造販売はできないことになっています。
俺のボールは、オレンジ色。目立つようにね。
マーカー
打ったボールが他のプレーヤーのじゃまにならないよう、自分のボールの代わりにマーカーを置きます。直径22㎜のコイン状のものですが、取りやすいようにリボンがついたものもあるようです。これも個人で購入します。
お値段は、400円~500円+税ぐらい。色もデザインもたくさんの種類がありますよ。
スタートマット・ホールポスト
スタートマットやホールポストは「グループ購入する」ものです。サークルならば会費などで購入することになりますね。カタログでは、8ホール分のセットで56,000円ぐらいでした。
そのほかの用品
クラブ・ボール・マーカーがあればOKですが、
- クラブバッグ
- ボールホルダー
- マーカーストッパー(マーカーのホルダー)
- グローブ
などのグッズもあります。カタログを見ていると、「私だったらこれかな~」と、揃えたくなってしまいます。

ゲーム説明
詳しいルールについては、「社団法人 日本グラウンド・ゴルフ協会」のオフィシャルルールブックをご覧いただければと思います。(「日本グラウンド・ゴルフ協会」で検索!)ここでは簡単に説明させていただきます。
① スタートマット・ホールポスト(通常は8ホール)を設営します。
② スタートマットの上にボールをセットし、ホールポストの輪の中【トマリ】を目指してクラブで打ちます。
③ ホールごとにスコア(打数)をつけて、すべてのホールの合計打数の少ないプレーヤーから順位をつけます。
④ ホールインワン(1打でトマリに入った場合)は、合計打数から3打マイナスします。
標準コースの見本を参考に、パソコンで作ってみました。(シートの罫線が見えててスミマセン)

1ホール2~3打が理想だな。
父のチームは
父は、町会の有志が立ち上げたサークルでグラウンドゴルフを楽しんでいます。
結成と活動
町会のレクリェーションで「ゲートボール」を体験し、おもしろかったけれどルールがやや厳しく、ならば「グラウンドゴルフ」が簡単ルールで楽しめると、その時に意気投合した4~5人で「〇〇球友会」を立ち上げたそうです。※〇〇は町会名
2003年4月に結成、「健康の維持増進と会員相互の親睦を深め、元気で過ごす」を目的として、町内の公園で週3日(月・水・金)の9:00~11:00を活動日時に指定しています。
年会費は3,000円。球友会所有の用具(ホールポストなど)が老朽化した時の購入はもちろん、大会を開いた時の賞品などに当てているとのこと。

70代~90代の22名が在籍しているそうです。(広く募集はせず、会員からの紹介で入ってくるそうです。集まるものですね。)
ホールポストなどの用具は公園内の町会の倉庫に保管されており、設営準備をしたらラジオ体操から始まり、竹串に色(赤青緑黄黒)を塗って使ったくじ引きでグループ分けをします。
スコアを付けたり、進行する「リーダー」はいつも決まっており、そのリーダーの色を先に決め、各自くじ引きで引いた色のリーダーの元に集まります。
いつも20名程度の参加なので1チーム5名、4グループで廻っていきます。(グループごとにスタートホールを変えます。例えば3番ホールから始めたら、3→4→5→6→7→8→1→2と進みます。)
9:00~11:00の2時間で、4回(4廻り)できるそうで、4ゲームの合計打数でその日の順位が決まります。
ホールインワンはマイナス3打でしたね。がんばれー!
大会について
球友会で年間大会を、1月新春大会、5月春季大会、10月秋季大会の3回企画し、個人で競います。参加者はいつも23~24名ぐらい。8位までが入賞で賞品がいただけるそうです。
父が作成した「歴代優勝者の記録」を見ると、4ゲーム合計67打で優勝が高成績です。(1ホールだいたい2打で入れてたか、ホールインワンしたかな。すごいですね。)中には81打で優勝した方もいます。
ありました。平成30年(2018年)5月春季大会で72打で優勝した父の名が。当時86歳で頑張りましたね。結成して15年目の快挙ってやつですか。
ちなみに、大会ではいつも10位以内に入っているそうです。
市の大会へチームで参加しないのか聞いてみたところ、登録費用がかかるのと、大会の開催場所までの移動手段がないのでやめたそうです。
平成29年(2017年)9月には、「創立15周年記念旅行」を大会を兼ねて実施し、千葉県太陽の里グリーンコートの芝コースでプレイしたそうです。楽しかったでしょう。(この時は地元まで送迎バスが来てくれたそうです。助かりますね。)
父とグラウンドゴルフ
父は球友会創設に携わり、会長を歴任、現在は顧問となりましたが、意気投合できる仲間と知り合えたこと、グラウンドゴルフというスポーツに巡り合ったことはとても幸せなことだと思います。
これは、本人の成果です。長きにわたり町会でも会長として町のために尽力し、信頼を得てきたということ、町会長を退いてからも声がかかれば積極的に動く。
父がグラウンドゴルフの楽しいところを自ら話し始めました。
- 歩く・しゃがむという適宜な運動
- 「今度は入れるぞ」という意欲
- 「神様、仏様~」と祈る期待感
- 入らなかったら大笑い
これなら、心身ともに若々しくいられますね。

私もこの先、時間が作れたら入会したいなぁ💛
父上、取材に応じてくれてありがとうございました。もうすぐ91歳ですね。これからもアクティブシニアでいてくださーい。